稀に見る素晴らしい選手、成長期も乗り越えて欲しいです

私はフィギュアスケート観戦が好きなのですが、きっかけは浅田真央さんの活躍でした。初めは難しいジャンプをぴょんぴょんと軽々跳び、ニコニコしながら演技をしている姿に惹かれました。でも、どんどんとトリプルアクセルや他のジャンプに苦戦するようになりながらも、優雅さと力強さを持ち併せた彼女の姿から諦めない心を教わるようになりました。

浅田さんが引退して一時はフィギュアスケートを観ても心から応援する選手が現れず、女子よりも男子フィギュアを応援している自分がいました。けれど、昨年ロシアのアリーナ・ザギトワ選手がシニアデビューし、あれよあれよという間に一気に活躍しさらには平昌オリンピックで金メダルを獲るという快挙を成し遂げ心を掴まれました。

彼女の美しい容姿はもちろん、ジャンプを後半に固める高難度の構成で議論は呼んだもののそれをこなす強いアスリート魂を感じました。オリンピック直後に行われた世界選手権では圧勝するのではと期待されていましたが、身長が急激に伸びたことなどから不調に陥り涙を流す彼女の姿にも胸を打たれました。

9月末に行われた国際大会で優勝

そして、今シーズンロシアで行われたテストスケートではあまりジャンプの精度が上がっておらず心配していましたが、9月末に行われた国際大会ではその心配を吹き飛ばすかのように見事にジャンプを決め優勝。まるで舞台女優さんやバレリーナのような雰囲気でテレビ画面からもオーラを感じました。

ザギトワ選手は以前より身長が伸び、それでも引き締まった体で滑っていました。オリンピックから5センチ身長が伸びたそうでオフシーズンは随分とジャンプに苦労したはずです。けれど、負けず嫌いな性格と根性でジャンプの改善に取り組んできた気がします。

華やかな容姿と柔らかく可憐さの中にブレない芯の強さを感じ、こういった選手は滅多にいないと思います。私の主観なのですが、それは浅田さんにも通ずることです。浅田さんも16歳のころから一気に身長が伸びジャンプが不安定な時期もありましたが、体型変化を乗り越えて長く活躍しました。ザギトワ選手にも成長期を乗り越えて世界中で愛されるスケーターになってもらいたいです。